日本は他に例を見ない少子・高齢化社会を迎えようとしており、医療、福祉、健康に関連する産業は、国の新規産業創出環境整備プログラムでも、2010年の市場規模が91兆円(現状は31兆円)、雇用規模が480万人(現状は348万人)と予測しているように、今後大きな成長が見込めます。 しかし、この分野は、学際領域、省際領域に属する産業であり、名古屋地域のポテンシャル(特色ある研究機関の集積、多彩な基盤技術産業の集積、高度な品質管理技術、多品種少量生産技術等)を生かして取り組むためには、産学官の活発な連携が必要であり、逆に言えば、それなくしては発展が見込めない産業でもあります。 この分野はベンチャー企業が出やすい分野であり、また新分野進出を考えている既存の企業が新規参入することにより、これまでの経営をイノベーションする契機となることが期待できることから、地域産業を活性化するための戦略的な産業として位置づけることができます。 医療、福祉、健康に関連する産業の中でも、ヒューマンインターフェイスに関連する分野は、特に重要な技術分野であります。このため、昨年度まで実施してきた福祉工学研究会を改組し、対象領域を広げるため、新たにヒューマンインターフェイス研究会を立ち上げることにしました。
※ 8大学、87企業、2公的試験研究機関